こんにちは、わい氏です。
転職を検討する上では、以下のような疑問をお持ちであれば是非読んでいただければと思います。
- 転職活動におけるES/面接に向けてはどういった準備・心構えが必要なのか?
- 転職活動におけるES/面接に向けて有効な対策は?
特に新卒入社以来初の転職の場合、新卒時とは勝手が異なるため同じ要領では乗り越えられません。
また基本的に現在の会社で働きながら活動することになる方が多いと思いますので、ポイントを抑え効率よく活動していく必要があります。
私はこれまで2度転職を経験しましたが、転職活動において常に意識してしたことは、採用する側は我々に何を期待し、ES提出を求め、面接に望まれているのかでした。
特に面接では、どういった意図でその質問をされているのか、どういった内容の答えを求めているのか、相手側の立場にも立って対策を行うことが重要です。
また新卒とは異なり、同じ社会人同士の会話、駆け引きになるというのも意識しておくべきポイントになります。
私自身、面接する側の立場にも立ったことがありますが、採用側の目線も意識し、どういった対策が有効なのかお伝えしていきたいと思います。
ESを攻略する上でのポイント
まず大きく中途採用も2つパターンがあり、それぞれで評価の仕方が異なります。
下記のどちらのケースでの採用に応募しようとしているのかをまず認識しましょう。
- ポストを定めない定期中途採用パターン(中途のメンバーシップ型雇用)
→相対評価 - 特定のポストに対する不定期中途採用パターン(中途のジョブ型雇用)
→絶対評価
定期採用の場合は、基本的には一定数を採用させ会社全体のリソースを拡充させるという目的があるため、相対評価で人数を絞り内定者を決めていきます。
一方、不定期採用の場合は、そのポストに最も適した人材をピンポイントで決めます。
近年は海外にならい、ジョブ型雇用がより一般的になりつつありますが、上記をまずは認識しつつですが、ESについてはどちらにせよ以下を意識して準備することが重要です。
基本的にES1枚読むのに時間をかけない為、見てほしい点が明確になるように書く
採用側は大量のESがさばき、通常業務の合間に読むことになるため、何を伝えたいのかわかりやすいESが好まれます。
実際一緒に働くことを想像すると、見にくい文章を書く人と働きたいと思われません。
強調するところは、手書きの場合は下線、WEB入力の場合は太字にする
アピールしたいところがわかるとESを見た時にその人のイメージが湧きやすくなり、よりこの人を知りたいという心理が働きます。
結論を先に書き、次にその理由・根拠を列挙する書き方を意識する
こういった文章の書き方・伝え方はそもそもビジネスの基本でもあるので、基本がわかっているかを見られます。あとは、アピールポイントが伝わりやすく目で追いやすいため好まれます。
面接は最初の数秒での第一印象である程度評価が決まると言われますが、ESも同じです。
基本的に、簡潔にわかりやすく相手に物事を伝えられるコミュニケーションスキルは仕事を進めていく上で最も重要なスキルであり、その点をESと面接を通じて採用側は見ています。
どんな内容のESを書けば、通過しやすいか、そのことばかり目が行きがちですが、上記のことを意識するのが最も重要です。
内容の良し悪しは正直二の次です。
よほど過去に大きな実績を有していない限りは、内容だけでアピールすることは難しいです。
自己分析に自信がない場合はこちらの記事でES/面接に入る前に必要な準備についてお伝えしておりますので、是非参考にしてみてください。
▼参考記事▼
面接を攻略する上でのポイント
まず中途面接に置いてはほぼ聞かれる質問がありますので、確実に抑えておきましょう。
必ず聞かれる質問
まずほぼ聞かれるのが、下記の4つです。
これらの問いなしには相手を知ることはできないですし、私の過去の実績や周りの多くの知人転職者も同じ意見でした。
また質問の意図としては以下のとおりですので、この意図を踏まえ、少なくともこれらの質問だけは必ず自己分析を通して答えられるようにしましょう。
あとは、面接官がその場で感じたことに沿って質問されるイメージです。
面接官との相性にも左右されるところです。
志望理由は?
合わせて、”同業界で他社という選択肢もある中、なぜ弊社なのか”も聞かれます。
質問の意図
- 入社したい熱量はどれほどか測りたい
- 入社後/入社前ギャップが起こらないように、その会社のことをどれだけ理解しているか知りたい
そもそもなぜ転職したいと思ったのか?
もし、過去複数転職経験がある場合は、過去の転職における転職理由も聞かれます。
質問の意図
- どのようなキャリアプランを描いているのか知りたい
- 前職をどういった理由で退職したのか知りたい
もしご縁があり、入社となった場合、どのような仕事をしたいか?
質問の意図
- 入社後の活躍イメージを認識合わせしたい
- 弊社側でどのような職務を任せられそうか測りたい
過去どのような仕事を経験し、弊社にはどのように貢献できると考えているか?
主な質問の意図
- 入社後の活躍イメージを認識合わせしたい
- その会社の働き方に馴染むのか、またその会社が求めている人材なのか測りたい
面接の各段階の特徴
面接ですが、だいたい3〜5回(応募人数や会社の組織構造次第)が一般的で、一次面接、中間(二次〜最終手前)面接、最終・役員面接と大きく3つにタイプが分けられます。
それぞれの面接の特徴は以下の通りですが、各ステップで上記質問はほぼ間違いなく聞かれますので、重要なのは各面接で一貫性を持って答えられなければならないということです。
この点は面接官同士でも情報共有されているため、必ず一貫性をもたせて面接で回答してください。
また、よく面接での通過率を転職の相談を受ける際に必ずといっていいほど聞かれますが、あまり考えても意味がありません。縁があれば通過する、そう思いながら臨みましょう。
一次面接
面接官は実務担当者レベル、もしくは課長級の管理職、及び人事担当者になります。
そのため、担当者レベル、最小単位の部署レベルで同僚としてこの人と働きたいかどうかという目線で見られます。それを意識した上での受け答えが必要です。
中間面接(2次〜最終手前)
事業部門のトップクラスが必ず絡んできます。会社の売上・利益向上に十分貢献してもらえそうか、同僚達とうまくやっていけそうか等、実務面での貢献度がどれだけ高そうかを上級職目線で評価します。
最終・役員面接
人事トップと役員クラスが必ず絡んできます。
これまでの面接を通して、仕事面では十分に会社に貢献してもらえると合格をもらっている状態です。あとは経営者の目線で、その会社の社員としてふさわしいか、イメージと合いそうか、会社に貢献してもらえそうか、長く働いてもらえそうか、等を総合的に見て最終判断を下します。
まとめ:採用側の意図を考慮した十分な対策を
ESはどんなことを書けば読み手に響くのか、面接ではどう答えれば正解なのか、ではなく、
ESではまずどのように記載すれば読んでもらえるのか、面接ではどういう意図でその質問されているのかをまず冷静に考え、
それに対しピンポイントに答えられるように対策をすることが寛容です。
悔いのないように十分な対策を!では!
※面接当日の準備について別途記事がありますので、参考にしていただければと思います。
▼参考記事▼
コメント
[…] […]